気になっていた今週の裁判二つの結果 
- 2018/02/07(Wed) -
 ヒョンジュン君ごとではありませんが、韓国の司法の一端が見える
裁判、個人的に気になっていた二つの裁判の結果についてです。
まず、本日7日午後に二審判決が出たイジヌク氏の事件、簡潔に
結果に関して。

credit:  Naver News 現場

俳優イ・ジヌク(37)に性的暴行を受けたと訴えられた後、誣告罪
訴えられた30代の女性Aさんの1審議無罪を破棄して懲役8月に
執行猶予2年を宣告した。


10日、ソウル中央地裁でイ・ジヌクに性的暴行を受けたと訴えられた後、
誣告罪で訴えられた30代の女性Aさんの控訴審裁判が開かれた。
裁判所は、「双方の合意による関係」は、イ・ジヌクの陳述にさらに
信憑性があると判断したとし、懲役8月に執行猶予2年を宣告した。

10日、ソウル中央地裁でイ・ジヌクに性的暴行を受けたと訴えられた後、
誣告罪で訴えられた30代の女性Aさんの控訴審裁判が開かれた。

Aさんは、過去2016年7月14日イ・ジヌクから性的暴行にあったと警察
にイ・ジヌクを訴えるし、イ・ジヌク側すぐにAさんを誣告容疑で反訴した。
Aさんは、知人と一緒に食事した後、イ・ジヌクが自分の家に訪ねてきて
性暴行したと主張しており、イ・ジヌクは警察の調査で性的関係を持った
ことは認めたが、強制はなかった否定した。 2016年9月にイ・ジヌクは
不起訴意見(容疑なし)で検察に送致された。
           :::::::::::::::::::::::::::::
こういう当事者しか分からない事例、証明のしようがない事の取り扱い
は難しいので、こういう結果になるのでしょうか? 最後までA氏のまま
で終わりです💦  顔を殴られたと女性記者に訴えられたソンイルググ氏
の事件も刑事訴訟2審まで行き (イジェマン弁護士さん担当)、自宅
玄関のモニター画面にそのような事実がなかった事、モニターが編集も
されていない事が明らかになり、女性記者は名誉起訴と誣告罪で8っか月
と短いですが、実刑判決でしたが、名誉棄損でもダメージがより深刻な
のはイジヌク氏のケースだと思われるのですが...  

ソンイルググ氏事件よりも、本来は罪が重い性暴行(男性なら数年の実刑
間違いなし)について偽りの訴えをしても、実刑にならないって..........
再発防止に全然ならないですね。納得できないです。陳述だけで物的証拠
がないから喧嘩両成敗的な判決に思えます。

もう一つ、昨日は一流ホテルの驚愕の掃除現場について報道した朝鮮日報
から、一昨日出たサムスン副会長 二審判決に関する記事です。 
長いのですが、後半部分の解説にご注目ください。 今の韓国という
国が見えると思います。
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韓国の歴史を知る旅 (追記しました)
- 2018/02/05(Mon) -
 韓国を初めて訪れた2005年から、いつかはきちんと歴史に向かい合わねばという
想いが意識の底に沈んでいました。それまでの知識は近代史に関する限り、高校
で学んだ日本史でちょこっと触れられた知識にとどまっているだけであり、
何となく戦争で日本が被害をもたらした国に行くのは憚られると避けて来た
だけでした。

  でも、ここ数年間、特にエスカレートしてきた韓国側の報道を読むにつけ、
異常さを感じるようになり、戦後70年後を生きている自分たちが何故こんなに
もどかしさ、苦しみを感じなければいけないのか、ネットにあがった関連記事
を何年間も拾い読みしてきました。そうする中で何故、明らかに事実ではない
事を国民、あるいは世界に向けて発し続けるのか、その精神構造を知りたいと
考えるようになりました。 勿論、そんなややこしい事に煩わされず、Kpop 
を楽しみたいという想いはありましたが、不快指数が限界まで高くなった今、
心を解き放つうえでも、正面から向いあう必要性を感じるようになったのです。 
 
 ハングルの勉強がある程度区切りがついたので、冬から読み始めました。
最初は<帝国の慰安婦>から読み始めましたが、途中でそもそも日帝時代
やら、その前の李氏朝鮮時代やら、抜け落ちていた両国の近代史を埋めた
いという想いが強くなり、下記の本に出会いました。 読みたかったのは
日帝時代を生きた朝鮮半島出身の方が記憶する時代、生まれる直前の王朝
時代をどう見るか、研究者として史実に基ずいて書いているものでしたが、
まさにこの本は、その欲求を満たすものでした。この本は日本、韓国で
発売されていますが、韓国では読まれていないのではと思います。

nikkan_heigoの真実
韓国がタブーにする日韓併合の真実 単行本 2013/12/21
崔基鎬 アマゾンリンク <- ここをクリックすると多数の読者コメント
を読む事ができると思います。 

ドラマでも描かれている李氏朝鮮500年がどんな時代だったか、
両班という特権階級がむしばんで国の形がなかった末期 
国庫は枯渇し、官職を高いお金で売って賄っていた時代
官職を買って役職に就いた者は<賤民>という庶民からむしりたい
放題だった時代、その中で浪費を続けた最後の王様の両親の時代に、
様々な思惑から鎖国政策を解いて、初めての外国、日本と結んだ
日韓修好条約(明治初期)。しかし、日本とそうした条約を結んだ以降
に王様・妃がばらばらに自分の権利を守ろうと中国(清)やロシア
に何度も寝返ったり、密通したり...現代に似ていると 笑ってしまいました。

忘れてましたが、日本が清国との戦争に勝利した後に結ばれた
日清条約で、初めて朝鮮半島は中国からの<独立>を果たせたとあります。
日韓修好条約で沢山の若者が日本に来て、明治時代の日本を見て
半島の近代化を図りたいという願望を抱くも、身分制度を維持したい
両班、王族によって全員が命を落としています。 この著者は、李氏
王朝では自ら近代化を図る事はできなかったと結論ずけています。 
<帝国の慰安婦>のようにこういう書き方をすると、発禁になって
たのではと思います。少なくとも韓国では無視されている主張です。
だから<韓国人がタブーにする>というサブタイトルがついている訳です。  

又、<朱子学> と呼ばれる儒教原理主義のような思想が、500年の
間 李氏朝鮮王朝時代に深く社会に浸透してきた事、それが近代化を
妨げた事についても詳しく書かれています。 率直に言って、私達が
感じる 政治家や韓国メデイアのおかしな理屈が これに由来するもの
ではないかと個人的に思いました。 それと、絶えない勢力争い、朝鮮では
儒教の徳の中で < 孝 >を最も価値観高く見たのに対し、日本は
<忠> を重んじた。 <孝>は祖先を大事にする -> 一門の
守り、一門の繁栄を図るという内に向かったのに対し、日本の <忠>
では、個人や一門ではなく <公益>、公に向かっていった事、つまり
徳川時代350年と 李氏朝鮮 500年の歴史が、両国民の精神構造
に大きな影響を与えたという分析をしており、大いに納得できる点で
した。 現在の韓国の政党同士のつぶし合いの歴史には異常を感じる
ばかりでしたが、<孝>転じて、抗争がずっと繰り返されてきた
朝鮮時代と繋がっている印象です。

追記:
さらに朱子学という名の儒教の悪影響として、中国の体制をそっくり
真似た李氏王朝では、<武>より<文>が上、儒教を治めた人が
一番の権力者階級に納まり、<武>を始め、額に汗する仕事、例えば
<医術><技術>などは、両班の下のクラス、<中人>と呼ばれる
階級に据え置かれました。世界のどこの国にも<武>より弁が立つ
<文>で優れたものが上に立った歴史はありません。日本も<武>
サムライ社会です。 私達が詭弁と感じる、ロジックがないとしか
言えない屁理屈を述べ立てる政治家たちは、既に存在しない両班
の末裔のように感じます。 <履行しない>という事は<守らない>
という宣言ですが、それでも <破棄>ではないという論理、どこで
通用するのでしょうか? 中味をなくして、でも言葉尻で中味が
既になくなった合意を破棄はしていないと言い通す事が平気で
できて、それが不思議に思われない国は世界でもごく僅かだと
思います。

最近フランスのマクロン大統領がかつての植民地を訪れてスピーチ
した際、女子大生から<我が国は電力不足のために、夜勉強できない
のですが、どうしたらいいでしょうか?>と質問を受けて
<私はフランスの大統領です。あなたの国はもう植民地ではなく
独立国家です。あなたの質問は、あなたの政府に問いかけるべきもの
です>と答えたそうです。とてもフランス人らしい明快なロジックです。
 
かの国の大統領にも、<国民が納得しない>という理由をあげた時、
<もう貴国は独立国です。自国の問題はトップであるあなたが
対応すべき問題です。> と言ってほしかったなぁと思います。
日本語の不便な処は、こういう当然の論理を口にしにくいという事
ですね。 大人げないという印象をもたれがちです。でもマクロン
大統領の言葉はすごくフランス語らしい、日常的に行きかう表現です。

帝国の慰安婦
帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い 単行本 – 2014/11/7
朴 裕河  Amazon link 

こちららはご存じのように大学教授が書いた研究書です。韓国語、日本語
ともにパク教授自身が書いたもので、日本語版は翻訳本ではありません。
慶応大学に留学して日本にも長く滞在していたので、日本語に全く問題ありません。

可能な限り沢山の資料文献、写真、実際に慰安婦だった方々にも直接インタビュー
して書かれたまっとうな研究書ですが、パクウネ政権時代に、韓国挺身隊問題
対策協議会 (*慰安婦支援団体と言いつつ、ずっとアジア女性基金、今回の
合意に反対し続けている市民団体)に支援を受けている慰安婦達が名誉棄損で
告訴。 一審では無罪になったのに、ムンジェムン政権下では 二審で有罪
最高裁で争う事になっています。  

恐らく、発禁になっている理由は <強制連行はなかった>と主張して
いる事が、政治的に非常に不都合である事、日本に一方的に責任を求める
事はできない、何故なら ほとんどの場合が自国民である朝鮮人の女衒が
貧しい農村の女性達、あるいはその親をだまして連れていったケースで
ある為、もし法的責任を問うなら、直接かかわった自国の民間人にまず
問うべきである..... などなど 政府に非常に不利益な内容を書いているから
だというのは明白です。 

慰安婦だった方々を侮辱しているとか名誉棄損と非難されていますが
沢山の事例にあたり、そうした不遇な境遇から国を離れてアジア各国の
戦地に散った女性達に同性としての痛みをもって書かれた著書である
事は確かです。タイトルは固いですが、読み始めるとすっと心に入って
来る素直な視線と文章でした。

又、何故20万人という数字が生まれ、一人歩きするようになったかも
記載しています。 日本でも戦争時代あった、女学校の生徒が人員が不足して
いる工場などに駆り出された時、彼女たちを <挺身隊>と呼んでいました。
併合により、準国民だった朝鮮半島の女性達も (女学生)同じく
学校で<挺身隊>に入る手続きをしています。 挺身隊=〇〇婦とある時点
で間違った <韓国挺身隊問題対策協議会>という団体が、その間違いを
正さず拡散して来た事が背景にあるそうです。 

驚くべき事に、韓国でこの問題に関する情報はこの団体のHPから発信される
情報が全てといっていい位の基本データであり、そこでは1965年に結ばれた
あらゆる戦後処理、補償問題を解決した 日韓基本条約のことも、その後に
作られた 女性のためのアジア平和国民基金についても、事実は一切伝えて
いないそうです。 そうした事実を指摘している事も、政治的には不利と
いう事なんでしょう。 日帝時代に女学生だった韓国人女性で、アメリカ
在住の方も、朝鮮半島での挺身隊と日本国内での挺身隊と同じ扱いだったと
先日 Yahooの記事で語っていました。 

私が<帝国の慰安婦>を読みたかったのは、現在あまりに両極端な二つの
声しか聞こえて来なくなった状況で、偏った一方の主張に基ずいたもの
ではなく、可能な限りきちんと資料にあたった著書はないかと思っていた
からです。 以前は、韓国人自身も <もう、世界に嘘をつくのはやめよう>
という声を発していましたが、今はそうした声は全く聞こえてきません。 
韓国のメデイアを読むと、日本が過去一度も、何もして来なかったかの
ように書いている処ばかりです。 

何故、そうした声は消されていったのか? 

それについて答えてくれたのが、この著書、日本に留学後、帰化した
呉 義花さんの書かれた本です。 

韓国併合への道

アマゾンリンク  こちら 

やはり、李氏朝鮮末期の朝鮮半島の政治、半島情勢について、および併合
の背景についても書かれていますが、最初の著書になかった部分、1980
年代以降、2000年代に行われた韓国での大きな言論弾圧について扱って
います。 

現在 <帝国の慰安婦>の著者、パク教授が遭遇しているような言論弾圧
があったという事、韓国人自身が 韓国の過去史を真っ直ぐに見つめ、
韓国人自身が反省すべき事実があるという事について発言した大学教授の
方々が、操作された世論によって教壇からも、仕事も奪われていった事件
が多々あったために、口を閉ざさざえるを得なかったという現実がある
からだと..  少しでも体制に不利な発言をした人達は、社会的に抹殺
されたという事です。 
何故 世論が正論に沸騰、反発するかというと、
1965年に結ばれた 日韓経済協力協定に基ずいて行われてきた日本による 
経済援助などについて、国民は一切知らされていないという現実があるから
です。いつか日本の首相の Facebook でもこの問題で炎上した事
があったのですが、韓国人にたいして 日本をよく知るフランス人があらわれて
日本の経済協力について何も国民に知らせなかった国の政府に問題があると
指摘していました。  

故に、<漢江の奇跡>はこの経済協力なくしてあり得なかった....なんて
発言した人は、当然のように大バッシングで社会的に抹殺されていたいた
はずです。

韓国人は何故 自国の歴史をそのままに見つめられないのか? 
近代史の中にも沢山の語られないタブーがあります。 
それが何故なのか? は まだ理解できていません。 

一つ言える事は、私達が沢山目にするおかしな政治家の発言、メデイアの
報道が全てではないという事。 本当は沢山の意見、声があるけれど 
うかつに発言すると <親日>というレッテルを貼られるので、口を閉ざして
いるのが真実であるようです。今は声高に叫んだもの勝ちな世界.. 故にうんざり
するのですが...

正直、このような事をここに書いていいのか、分かりませんでしたが、私自身も
書く事で、これらの問題のストレスから解放されたいという事、 もし私と
同じように理解しがたい隣国について悩んでいる方がいらしたら、お役にたつの
ではと <入門書>としてご紹介した次第です。

極論だけが叫ばれて、真実が見えにくくなっている今だからこそ、研究書という
丹念に史実、資料を読み込んで書かれた著作を読む事は、道しるべになると
思います。 

そして、目にしているもの、耳に聞こえて来る事の中に、あまり真実の声はない
かもしれないという事を心に留めておくだけでも、隣国に対する感情が違って
来ると思います。
 
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韓国ドラマ<リターン>から<ワッフル>まで(追記) 
- 2018/01/26(Fri) -
 
  現在 韓国SBSで放送中のドラマ <リターン>10話で大きな展開があり
益々視聴率があがりそうです。 真犯人探しドラマでもあり、財閥上流社会
御曹司たちの高校生時代に発生した女子高校生暴行事件の復讐劇の予感.. 

  それを捜査する刑事がイジヌク氏、ちょっと皮肉なのすが、2016年に発生
した彼の事件は一審で女性が誣告罪では無罪の判決、不服とした検察が
控訴して2審で2年の求刑 (*性暴行というスキャンダルを起こした
誣告罪で求刑が2年です💦) 最終判決が2月7日 (ヒョンジュン君の
最終判決の一日前)
に予定されています。この事件も女性側の弁護士が
降板したり、嘘発見器で嘘が分ったり、はては女性が自ら誣告を認める
告白をしたり、波乱万丈ですが、控訴審は2017年10月開始で2月に判決
が出るのでスピーデイです。 イジヌク氏は一年のブランクを経て、現在
地上波ドラマに出演中、復帰も早いですね。 ネチズンの反応がどうか
は分かりませんが、ドラマがヒットしているので多少あっても消えていく
事になるように思います。 

 ヒョンジュン君の復帰にネガテイブな反応がまだあるのは、本当の
ネチズンなのか、バイト集団なのか分かりませんが、記事事体はもう
中傷的な内容を書くのは難しくなるはず。 

 悪質なコメントを書くネチズンは暇人なのか? お金のためにやって
いるだけのバイトなのか? 質問がありました。 

 Shinee の故ジョンヒョンさんの最後のソロアルバム Poet/Artisit 
というアルバムにおさめられた <ワッフル> という曲の歌詞が
鋭い風刺がきいていて話題になっていますが、肝心のネチズンの耳に
心に届いているのでしょうか? ワッフル 와플 と  アップル악플   
スペルと発音が似ている事、両方とも 食べる 먹다 という動詞を
使える事で歌詞に織り込まれています。악플 (을) 먹다 は悪質コメ、
悪口を言われるという意味です。 人から聞いただけの噂を簡単に
そうなんだってと言って自分も悪口にのっかる、飽きたら別の
話題に切り替えればいい、何が悪いの? 言われたって何とかする
だろ~みたいな無責任なネチズンを皮肉っている歌詞です。 

 youtube に SM Town がアップしている動画で曲の前に説明の
ナレーションがありました。 やはり、ジョンヒョンさんのうつの
原因の一つにネチズンからの根拠なき非難や噂があったと説明
しています。 歌詞の中にジョンヒョンさんの気持ちが全てあると..
そういう沢山のネチズンの軽い気持ちで誰かを追いやっている事に
気ずいてもいない社会を強烈に風刺した曲です。 

 Gallery には一般人や他の方のファンからお祝いメッセが届いて
いますが、ある程度関心があった方でも、A氏が美人局だったと
は思っていたけど、全部嘘だったなんて、ここまでだとは思わな
かったというコメントもありました。 

 ワッフルの歌詞に関心のある方は、ワッフルとジョンヒョン
二つの検索ワードでヒットします。 

 完全な花道を歩けるまで忍耐強く、悪質コメが消えるまで
払拭して行かねばです。 今年はそういうのも含めてのウオーミング
アップなのかも....   2月7日も注目しておきたいですね。

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世相をうつす韓国ドラマ 
- 2018/01/19(Fri) -
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 韓国ドラマのドラマトレンドを見ていると、視聴率の高い作品にはやはり
世相、一般の人々が抱えている憤り、どうにもならない不公正、不合理が
描かれているように思います。一昨年、昨年と法廷ドラマ、弁護士vs 検事、
財閥の犯罪が描かれていますが、過去、渦中の人だった俳優さんが復帰して
高い視聴率を叩きだしている作品は、まさにそのジャンルです。 

 KBS の<黄金の人生>は、パクシフさんが高い視聴率を享受しているKBS
週末ドラマですが (現在も放送中)<泥のスプーン>(何も持たずに生まれてきた
庶民という意味)だった女性が実は財閥が20年も探していた迷い子だったと
いう設定、どんでん返し続きのようですが...  その中で正社員になるために
インターン生活(アルバイト)している女性が叫ぶ台詞とそっくりな状況
台詞を思わぬところで発見しました。 

 今韓国でホットな女子アイスホッケーチームが北のチームと無理やり
合同チームに編成されている事に対する若い世代の怒りを買っているのですが...

credit:  朝鮮日報

「女子アイスホッケーの選手たちの状況は、まるで今の私と同じだ。一生懸命
に努力してやっと面接でたどりついたのに、コネ入社が決まっている人と一緒に
面接を受けろと言っているようなものではないか
」と怒りをぶちまけた。また、
20代の大学生は「南北問題や理念という話以前に、政府の決定は不公正だ」と話した。

 なるほど...そういう風に自分ごとに重ねているのだと知りました。12月の
青年失業率、過去最高の9.9% 非常に厳しいのに、あいかわらず人の気持ちが
読めない人気取り政権、思わぬ大失態のようです。 

 ところでこのドラマでのパクシフさんのキャラは、<金のスプーン>をくわえて
生まれてきた財閥のぼんぼんが、家を追い出されて自分の力で生きて行く逆境
に一度落ちるようで、こういう役をすると韓国人から愛されるのは、いつの時代
も同じかな?って思いました。 この作品の一つ前の<お父さんが変>も 
お金持ちに買収された刑事や証言を翻した友達のせいで汚名をきせられた
お父さんのストーリー、弁護士になった娘が再審請求するというドラマでした。 
お金で動く司法に対する庶民の感情を掴んだ作品だったと言えます。 
 
 昨年?一昨年? やはり事件に巻き込まれたけど早期解決で脱出できた
イジヌさんは SBS の <リターン>(SBS 水木ドラマ、昨日17日初回)
でいきなり一位の視聴率を叩き出しました。 SBSは<被告人>が見たくて
登録しているので今夜から見始めました。 ズバリ! 実際にあったと
言われている財閥若手の犯罪ミステリーを追う 過去がある刑事にイジヌ
さんが扮しています。 これも視聴者の共感を呼びそうです。ドラマも出だし
はとても面白いです。 

 こういうシリーズは韓国の場合、日本人から見るとまさか💦と思うのです
がちゃんと事実に基ずく作品のようで、ドラマ放送後に犯人が見つかる事も
あります。 いつかご紹介した <シグナル>の連続殺人犯も10数年ぶりに
昨年暮れに真犯人がついに逮捕されました。 凄いですね。 

 考えたら、ヒョンジュン君の事があってから恋愛ものはほぼ見てないです。
<雲が隠した月明り>も単純な恋愛ドラマではなかったです。朝鮮王朝
末期の様子がよく描かれていました。 少し遅れてみた <街の弁護士>
は、検事から検事長、総検事長と出世を図るために、財閥と癒着する検事
と <泥スプーン>出身の弁護士対決でした。 少し甘いところはありまし
たが、韓国の人が司法を信じられない理由もよく分かるドラマでした。 

 ヒョンジュン君の決まっているような雰囲気のドラマ... 果たしてどんな
ものになるでしょうか? 社会派ドラマとか.. 歴史ファンタジーでも社会
風刺がよい、そうした類のドラマでヒットしそうなドラマがいいなあと
思いますが、どうでしょう? 

 来週月曜日の公判が気になりますが、2月は検事の人事異動の季節でした
ね。それもあるので急いでいるのかなとふと思いました。そして
新政権で変わった総検事長に対する不満もかなりあるとの事で、ニュースに
よれば、普段は40名程度の退職者が倍増して80名になるそうです。 
過去の政治的積弊ばかり捜査するのもウンザリ、人事考課にも不満、色々
あるそうです。 検事不足になりますよね。 

 どうぞいい結果が予想できる公判でありますように、そして一般人からの
共感を呼ぶ いい作品に出演して復帰できるといいなと思います。 
 
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最近見たドラマ、視聴中のドラマ 
- 2017/06/05(Mon) -
수상한파터너

 ヒョンジュン君情報が Facebook, Insta, 本国 hyunjoong.com さらに
日本では公式ブログ解説と眩暈がするスピードで情報発信の準備がスタンバイ
です。 となるとHenecia Japan からは販売情報だけとか、よく役割が
分からなくなっています。 ただ言える事は、別のブログを見なくても
最新情報や写真がスマホで誰でも簡単にみられるようになりますね。 
ちょっと考えさせられます。 ツアーが終わった後でもこうしたSNSに
次々と新しい写真があがったら嬉しいですね。 

 KBS で花より男子再放送が始まったようです。 ヒョンジュン君も
早くドラマに出てほしい、入隊前の俳優さんはみんなドラマに連続出演
して、2年を満たす作品を残していってくれますが、ヒョンジュン君の
入隊前が感激時代は厳しすぎました。 やっぱり何度も見たくなる
心があたたまる場面の多い、かついい作品に出てほしいと切実に思います。
韓国ではやはり、ドラマでいろんな年代の人が見るドラマでヒットするか
否かでは人気度が違うし、少しの間でないとすぐ人気も入れ替わるとか... 
イミンホさんも沢山のドラマを残して公益に出て、チチャンウクさんも
今韓国 SBS 放送中の < おかしなパートナー>が入隊前最後の作品に
なるそうです。現在視聴中。 ヒーラーや、The K2 のような激しい
アクションはないですが、鬼検事から弁護士に転身して、サスペンス
溢れるドラマになっています。 日本放送で要チェックなドラマ。 
先日までSBSでやっていた チソンさんの <被告人>も、早々
日本放送されるようです。これも90%は囚人服で刑務所シーンが
多い地味な作品だけど、心理作戦と謎ときがとても面白いドラマでした。 
字幕なしで見て全部分かる訳ではありませんが、字幕見ていると分かった
気になってしまうので(錯覚です)分からない処がハッキリする字幕なしを
まず見るのは、今の自分には刺激的で楽しいです。 

 覚えたての難しい単語が出たりしたら、嬉しくて一回で覚えられます^^
韓国学習ブログのブログ主さん達が絶賛していた <雲が描いた月明り>
は、ちょうど勉強している言い回しが時代劇で使われる昔の言い方、表現
が多かったので、二回視聴しました。 音で刻むと記憶に定着すると思い
ます。 今 Tsutaya では総なめに絶賛レンタル中だそうで、オンライン予約
で借りたほうがという話まで。 時代劇は広い年代層に見られるのでヒット
したら、一躍スターダムにあがります。 花より男子、成均館しかり、この
雲が描いた月あかりしかり、すご~~く有名になる以前の若手俳優さんが
揃うと、新鮮さが増して、演技力もあり、シナリオもよければヒット率が
高いですね。 台詞もいいです。  

 そして韓国ブログでお勧めだったドラマ、月明りより前、 2015年のTvN の
大ヒット作を遅ればせながら視聴しました。 気持ちはまだ、この町内を彷徨って
います。一話 1時間半はかなりきつく、二回に分けて見たりしました。 

 何がいいか? 数えきれないほどありますが、

 ① シナリオが抜群。 韓国ドラマ特有の突っ込みどころ皆無。 
   
 ② 毎回 こういう事あるよねという説得力あるリアルなエピソード 
 
 個人的偏見と独善で言えば 
 
 ③ いかにも整形しました風な悪女がいない。 性格の悪い人がいない
 癖はあって個性的だけど、人柄はいい人ばかり。これはかなり後味良いです。

 ④ 若者が超有名俳優ではないのでフレッシュ (続々と次回作が決まって 
   いるようです) 
 ⑤ リメークされた当時の OST がとってもいい! 

 という処ですが、毎回のリアルなエピソードが本当にいいんです。 
それぞれ、懐具合が違う家族だけど、あじゅんま3人は本当に仲がよく
旦那さん達も気が合い、女3人がそれぞれ、さり気なく融通してあげる...
こんな小さな場面が、毎回あってほろりとします。 ず~~っと見ていたい
ドラマでした。 あじゅんま3人、夫婦喧嘩の弾丸トークは聞き取れません💦 
若者たちの会話は普通、カジュアルな話し方で、聞きやすい韓国語です。

 町内の4家族.... 

응답하라`88d

幼馴染5人衆、 高校は女子高と男子校にそれぞれ通い、右の囲碁の天才訳 テク
(パクポゴム)だけは高校に行かず。 

응답하라88a


ヘリ(Girl's Day) , パク・ボゴム , コ・ギョンピョ , リュ・ヘヨン , イ・ドンフィ ,
ソン・ドンイル , イ・イルファ

ここからネタバレです...

個人的に凄い好感度が高かったのが、上の右から二番目 ジョンファンのお兄さん
ジョンボン、ゲームの達人の変人だけど、一度相手の女性の親の反対で
一目ぼれの女性(ヒローインの同級生)と別れてから、初めて真面目に
勉強して(浪人生活6度目で大学の法学部に合格) 大学生活中に 
ゲームセンターで連想ゲーム中に、その別れた彼女と思える nickname 
の女性が登場、次々、二人の初デートの場所から何から、二人にしか
分からないはずの正解を当てていく... 思い切って初デートで一階と二階を
間違えてすれ違いになった思い出のレストランで待っていると、やはり
昔の彼女が見違えるほど、洗練された姿でたっているという展開.. 

응답하라88c


彼のtwitter で右側の眼鏡の人が肩に手をおいているのがその彼女です。
何がいいかって...... 恋人同士なのに、二人とも終始 敬語を使った
奥ゆかしい気遣いたっぷりな、言い回しの会話なんですが、嫌味がなくて
純粋さが感じられた事.... 親の願いで法学部に入った昔の彼とつきあい
始めた女の子は、たたき上げのお父さんに思い切って彼氏ですと紹介
する一方で、彼氏には好きな事、食べ物に関心があるならその道で
とにかく好きな事を一生懸命やればいいと背中をおしてくれます。 
おかげで、彼は有名な料理研究家になってしまいます。 

 真ん中のカップルは、ヒロインのお姉さんと、同級生のソヌの
結婚式... この時代はまだ同じ名字の人は法律上では結婚できない
時代でした。 法律が変わってやっと結婚にこぎつける二人.. 

응답하라88b

アン・ジェホン さんです。 ちょっと変人だけど弟思い、親思いの好青年を
演じました。 ハンサムじゃないけど、良かったです。


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