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韓国の自浄力が問われる法律
- 2016/07/28(Thu) -
  韓国で今日、とても意味のある司法判断が下りました。 社会に蔓延する賄賂、
リベート、諸々の不正の温床となる金品のつけ届けを正す法律、キムヨンラン法が
国会で成立しているにも関わらず、憲法に違反するのでは?という議論が巻き起こって
いたそうですが、本日、違憲ではないという最高裁判断が下り、9月28日から施行
されることになりました。

 国会議員が対象から抜けているのが大きな片手おちですが、逆にここで妥協した
から国会を通過しているのでしょう。 ヒョンジュン君に関係する部分は対象が
私立学校教員、ジャーナリストも対象になるんです。 そのため、接待が普通、
取材と接待がつきもののジャーナリズムからの反発も大きく、放送や媒体を通じて
接待、つけ届けが減ると経済が打撃を受けるなどと展開していて(昨夜のKBS
も同じく) ひんしゅくを買う程でした。 韓国記者協会、インターネット報道機関、
私立学校、幼稚園関係者、そして今ロビー活動が社会問題になっている弁護士
協会が、国会を通過した法律にたいして憲法違反では?と見直しを迫って
いた事への正式司法判断が下ったという事です。

 記者協会、インターネット報道機関といいますから、媒体に関わる全てが
接待漬けだったという事ですね
。 なくなったら困る💦 みたいな... 

   職業人のモラルを追求するこの法案を作った人が キムヨンラン氏、韓国
の最高裁の判事を務めた女性という処が素晴らしいです。 韓国をクリーン
な国にするために頑張っているのは 女性ですね☆ 先日の検事さんに
続いて、<発見、法曹界の素敵な女性 > という視点でチェックしました。

不正の請託と金品などの授受の禁止に関する法律

credit: Daum 百科事典

「キムヨウンラン法」は、「不正請託と金品などの授受の禁止に関する法律」を
提案者の名前を取って呼ぶ言葉だ。 既存の法律で処罰していない公職者の
不正を防ぐために考案されており、提案後、激しい反発で3年近く漂流した。
しかし、セウオル号の惨事の後、不正腐敗を清算しなければならないという
世論が高まる新たに注目され、2015年3月3日、国会を通過した。

国会通過後もキムヨウンラン法を巡って強い賛否両論が起こった。 この法律
により、食事もてなし、クリスマスプレゼントなどが萎縮して内需景気を萎縮さ
させかねないという反発と「腐敗清算」という法の趣旨を守らなければならない
という賛成世論が拮抗した。 これを反映するように法制定後施行令が出てく
ると通常、数ヶ月かかるのに対し、国民権益委員会は、法通過後の1年2ヶ月
ぶりの2016年5月9日になってようやく施行令案を出した。

キムヨウンラン法の支持者、キムヨウンラン

この法律の最初の提案者であるキムヨウンラン前最高裁判事は、大韓民国
の司法史上初の女性最高裁判事である。
最高裁判事任命当時16年ぶりの
40代の最高裁判事であり、司法研修院ライダーによる年功序列を10年以上
超えた破格の人事で話題になった。 女性の*宗中資格を認めて
戸主制と死刑に反対し、良心的兵役拒否者の代替服務制の導入に賛成した。
女性などの社会的弱者と少数者の権利を伸長しようと努力したという
評価を受ける。

*宗中資格とは、同じ氏、祖先をもつ人たちの集まりで、祭祀を行ったり
運営、財産分与は成人男子だけに限られていたのを 2005年にこの女性
最高裁判事が、会員資格を女性にも認める決定を下したもの。 宗家の
当主に女性もなれるという事ですね。 

金英蘭(キム・ヨンラン)は、最高裁判事退任当時に"退任後、弁護士活動をしない、
最高裁判事の経験を生かして社会に還元できる案を探してみる"と宣言して
'前官礼遇'慣行が蔓延した法曹界に警鐘を鳴らしたりもした
彼は退任後、西江(ソガン)大学ロースクール客員教授として講壇に立った。
金英蘭(キム・ヨンラン)は、国民権益委員会委員長を務めていた2012年8月、
同法律を提案し、同年夫の姜智遠(カン・ジウォン)弁護士が、大統領選挙
出馬を宣言すると、委員長職を辞任した。

* 
「高位官職だった人に、退任後にも在任時と同じ礼遇(待遇)を施すこと」。
法曹界でも蔓延しているとされる悪習。 例えば Natural Republic の会長の
不正事件で罪状が軽くなるようにロビー活動したのも、検察OBの弁護士。
検察を高位で退職し、弁護士事務所を構えて、かつての部下、現役検察
判事、検事などに、プレッシャーをかけて、自分のクライエントに有利な
判決、罪の軽減などを図っていると言われています。 

この法律はこうした悪しき習慣にかなり厳しいものになるので、弁護士から
も反発があったようです。 残念なことですが...   

**   この法律で、お金があれば何でもできるという考えが通らなくなる世の中
になるといいですし、 接待を受けて記事を書くなどどいう、報道の片隅にも
おけない記者たちに襟を正してほしいです。 ソンジョンムン弁護士もきっと
困るだろうし.....  ジャーナリズムも対象だから、MBN のような総合ジャーナリズム
も、違反したら受けるダメージが大きくなります。 国民の不正を許さないと
いう流れが、社会の自浄作用につながるといいのですが....  

詳しい内容はこちら↓ とても細かく決められているので、違反したら的確に
摘発できる内容です。 
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