新しい弁護士 起用の背景
- 2016/09/10(Sat) -
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事件経過、チェ氏側の弁護士追加選任の意図を色々考えていました。
それには、やはり、韓国の悪しき慣行などが絡んでいるので、前置きから。

折しも韓国は検察が注目を浴びていかにも改革の気運が高まっているかの
ように見えますが、かの国の検察改革を提案したのは、故ノムヒョン大統領
で、2002年に着手、検事達を集めての直接討論も行っていたようですが、
当時慣行的に行われていた検事総長が法相に就任という慣習を破り、
若い女性検事を登用した事など、検察改革で検察の恨みを買い、退任後
検察の反撃にあったとされています。 今、現職政権の大統領府民政主席、
検察出身のオビョンオ民政主席 (現在の検察改革を邪魔している張本人
と言われています)が、退任後の故ノムヒョン大統領を追い詰めた検事の
一人と言われています。 昨夜、司法改革案についてスピーチした国民党
の非常対策委員長は、このオビョンオ民政首席の退任をまず求め、
(オビョンオ民政首席を解任が改革への正常化のシグナルと表現したよう
です。 それだけ現職政権に改革の意志があるかどうか?という疑問
を投げてもいるようです ) 

検察改革のための具体的な方策としては、公職者不正捜査処設置と
鏡捜査権の調整、前官礼遇禁止などを主張した。
 

よく出てくる 전관예우 前官礼遇 とは元高官の判事や検事出身者が
弁護士を開業した時、元部下が担当訴訟にさじ加減を加えて、元上司に
勝利をプレゼントする... 勝率90% の 悪しき慣習。 一度、法律で
自分が働いていた地域での訴訟を引き受けるのは3年間禁止になった
のですが、そこは韓国、職業の選択の自由を禁止すると訴えて、違憲判決
になり、その法律はなくなりました。 現在 前管礼遇 大繁盛、その行き過ぎ
で現職検事長、部長検事の不正、汚職が何年間もたって表面化して来る事に
なっているのが現状です。 

             :::::::::::::::::::::::

ここから本論です。 

ヒョンジュン君側の太平洋のチョンジュヒエ弁護士(元部長判事)は司法研修
21期。  それに対し、チェ氏がソンジョンムン弁護士にかえて起用した
のが、事務所氏名不詳ですが、ソウル中央地検検事出身、司法研修30期。
二人目のセジョンの弁護士は41期とかなり若いです。 

ソンジョンムン弁護士は和解用だったので、おそらく合意しないというヒョンジュン
君がわの意志が固いとみた相手が、刑事訴訟に備えてこの悪習を最大限
活用できる事を狙って、現職検事とネットワークがある若手弁護士を選任した
のではないかと思われます。 

相手にとって、一番の目的は和解、合意でした。 一度合意してしまえば、
ヒョンジュン君側は、同じ事件趣旨での裁判は二度と提起できません。そう
いう法律になっているからです (簡単に合意した方がいいのではと考えて
はいけない理由です) 相手にとって一番安全圏に逃げ込める解決です。 

しかし、合意の意志がなければ、第二の防御手段に移らなければなりません。
それは、刑事訴訟が起訴にならないように全力で阻止する事。 ただし、
前回のような、お粗末な対応は今回は難しくなりました。 イジェマン弁護士
さんが、メデイアに当事者の召喚さえしないで、調査を終了、無嫌疑にした
事実、警察は起訴案件で送ったのを検察がひっくり返した事を話している
からです。 又、世間の非難の矢面にたっている検察としては、今までの
ような暴挙は危険すぎますから、担当検事が決まり (Gallery に担当検事は
決まったようだとありました) まともな調査はしなければならないでしょう。
そこで、担当検事が誰なのか分かったところで、相手側は若手の検事出身
弁護士をまず起用、最大限 前管礼遇の効力を発揮しようと考えたのでは
ないかな?と....   

イジェマン弁護士さんも、太平洋も傍観してはいないと思います。 もし
担当検事と相手がわの弁護士が接触する可能性があれば、監視するはず
です。 写真を撮ったり、頻繁に会っていたら記録したり... 法律事務所には
そうした仕事をする専門職がいるようです。 

IT 専門の弁護士は、それでも刑事訴訟が立件された時に、闘う準備
でしょうか? キム&チャン法律事務所のように、どのように詭弁を弄すれば
メールによる解雇が効力を持つのか分かりませんが、黒を白と言える才能
は弁護士なら可能かもしれません。 チェ氏が持っている唯一の証拠、
メールから、最も証明しやすい目撃者がいない <暴力> を立証しよう
という狙いがあるのかもしれません。 二番目の弁護士は41期とかなり
若手なので、勿論 前管礼遇にもフルで奔走するでしょう。 
又、民事訴訟の控訴も、刑事訴訟への影響を防ぐために、一審判決が
最終ではなく、まだ裁判中という状態にしておきたいが故の措置でもある
と思われます。 一番は時間稼ぎではあると思いますが。

イジェマン弁護士さんは、決して無駄な発言をしません。 今回もインタビュー
などでちらりと言った言葉が相手を刺激し、相手が動かざるを得ない状況
を引き出しているのかもしれないと思えます。 例えば、お父様のインタビュー
でも、チェジュドにふれて < チェ氏が又妊娠流産したら芸能界でやって
いけなくなるから、チェ氏から離れないようにと周辺の人が言ったので > 

と語ったのを読んで、戦慄を覚えた背景の人物、人物たちがいたのかも
しれないです。 以前はテレビで < 弁護士 > と語っていて、どちら
の弁護士か曖昧な印象を残しました。 法律的には訴訟に関わった側の
弁護士が直接、相手がわの当事者に接触する事は禁じられているので、
<弁護士>が事実なら、事務所が最初に採用した和解専門のキム・ソヒョン
弁護士と考えられていました。 今回は周辺の人と言葉は変えましたが、
内容的には、かなり踏み込んでいる内容です。 そこまで明らかにする
意志を表明したのではないかと思える言葉でした。 あくまで個人的推測
ですが....  それがイジェマン弁護士の意図であるなら、こうしてチェ氏側が
刑事訴訟への防御を固めて来た事で、さらに確信する何かがあるはずです。 

去年の段階で早々、インタビューで話していた口座追跡、通信記録も 
あの時、相手が動くのを期待していた発言だと私は考えていました。 
イジェマン弁護士は以前の事件でも、秘密口座を発見する事から事件
解決をした経験があります。 何より、犯罪ではお金の動きを追跡する
のが、背景のあぶりだしに最も有効な手段。 お金が背景当事者から
振り込まれる事はなきにしても、第三者を経由したとしても、綿密に辿れ
ば、行く着く人に行きつくはずです。 通信記録と口座追跡から、既に
ほぼ把握している可能性が高いです。 だから刑事訴訟の扉さえ
あければ、法廷で真向勝負になったなら、勝つためのカードはいくつか
もっていると思います。 通信記録も、誰とどこが何回、何時間通話
しているか、携帯ならどこから発信しているかなど、詳細な情報が
得られます。 裁判が始まれば、証人喚問で追い詰めていける資料
です。 Dispatch の通話記録を含めて興味深い資料のはず。 

Gallery でも投稿された方が語っていましたが、チェ氏が自分の名前で
養育費請求訴訟をしないのは、親権と養育費を請求するには、財産
を開示しなければならないから、しないのでは?と ...   赤ちゃんの
名前でした時は、ヒョンジュン君に財産開示をチェ氏が求めましたが、
養育費は男性だけが負うものではなく、二人が負うものである、故に
女性側も、開示する必要がある、子供の名前で養育費は請求できない
と、再度提起する事を求められて却下になり、そのままでしたよね? 

やはり、口座も財産も働いていない彼女が何故、どこからこんな大金
が振り込まれたのか、説明義務を求められたらアウト! そこで
家裁は止まっているのかもしれません。 両者で養育費は本来
話し合うものと裁判長もこれ以上仲裁しないという意思表示を
示したので、お父様のインタビューを読むと、そこもその後何も進んで
いない印象を持ちました。 

刑事訴訟が始まって一審の結審が出ても、二審までは引っ張る
可能性があると思っています。 チェ氏のお金目的より、強い目的
芸能界から締め出すがあるなら、刑事訴訟で引っ張れば、韓国国内
での仕事は来ないだろうし、控えなければならない時間になるので
入隊前の一年、入隊2年、さらに引っ張って芸能界復帰をできるだけ
先送りする事で葬りたい..  悪魔的な発想で考えれば、背景人物像が
こういうイメージではないかなと考えてしまいます。 

それでも、刑事訴訟で相手側の計画的犯罪性が裁判過程で立証
されて行く中で、ヒョンジュン君の名誉回復は可能になります。 
合意すれば、今までの耐えてきた時間、努力が全て無に帰するだけ
でなく、二度とこの事件の裁判ができなくなります。 今回、チェ氏が
まさに 2014年の事件を16億訴訟で持ち出したからこそ、遡って
最初の事件の訴訟ができる事になったのです。 今回も合意すれば
道は又完全に閉ざされてしまいます。 

それだけ刑事訴訟はキムヒョンジュンにとっては人生がかかった
大事な訴訟であり、相手側にとっては、チーム一丸となって阻止
しなければ、悪事が露見してしまう非常に危険な訴訟でもあると
いう事です。 

まさに、これからが本物の勝負 
イジェマン弁護士さんも太平用のチョンジェヒエ弁護士さんも 
水面下で、相手側の動きを監視していると思います。 

個人的に色々ネットを調べていて気がついたり、感じる事。

それは、ネットに残っているものだけが情報ではないという事。
消えてしまった記事も情報であるという事です。 
それは消さなければならない足跡や情報であるからです。 

Naver で消された、あのイジェマン弁護士さんの発言だけでは
ありません。 興味深いあれこれが消されています。 

そういう辿り方もあるなと最近感じています。 裁判には使え
ない情報ではありますが、何故その記事は消されたのかも
立派な心証になり得ます。 



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