追体験の楽しみ..
- 2018/04/10(Tue) -
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 先日のイテウオンで真夜中にヒョンジュン君と遭遇した男性の話に追体験
が頭の中で膨らんでいる。 

 追体験にはいくつかの方法がある。 彼が行ったという場所、飲食店
であれば、twitter やFBに写真と短いコメントが付く。ファンはそこに
行き、同じ席に座り、同じメニューを楽しむことで追体験する。 

 しかし、イテウオンのような場合だと、逆に写真や映像は邪魔になる。
黄色のハンカチのエピソードも同じかもしれない。 幸い、私は日本版の
映画は見ていなかったので、彼が引用したオリジナルのストーリーのままに
NY発のバスに乗り、休暇を楽しみに行く人達の賑わいにひっそりと
紛れ込んで、ことの成り行きを息を呑むように見守る体験ができた。 

 イテオンのエピソードを訳しながら、聞き慣れなかったソウルの通り、
街、建物の名前を検索したので、書き手の男性と同じく、今まで知らなかった
ソウルの中の韓国らしからぬ街を散策する追体験ができた。 皆さんにも
同じ気分を味わってもらえたらと、敢えて写真は貼らなかった。 
 
 これは絶対不可能ではあるけれど、イテウオンのエピソードを読んで
私も、ちょっと年が上くらいの一般人の男性として、ヒョンジュン君と
こんな夜の街でばったり席を隣り合わせになって、話しができたらと
思ってしまった。 女性だったら、第一関門を突破できなかっただろう。
ヒョンジュン君はこの男性に、自分と同じような匂い、つまり生活感のない、
会社員のような安定感もない、自由な時間はあるけれど何も保証はないと
いった世界を生きている同性の匂いを嗅ぎつけたのではないだろうか? 
 
 だから、芸能人である自分を認識しながら、同じテーブルで向かい
あって食べてもいい? = 少しお話しでもしませんか?と同じ大胆な
問いに、気軽に いいですよって即座に答えられたのだと思う。勿論
ゲイの雰囲気がなかったのは確かだ。 

 淡々と綴られた文章は数枚の画像が呼び起こす以上に、想像を膨らませて
くれる。 上質なカシミアのコートの色は.. ベージュ色? それともネービー
ブルーかな? アイロンがきいた高級なシャツって... 光沢のあるコットン
白、水色のストライプのクレリックタイプだったのだろうか? それとも
カフスボタンまでしていたから、高級という言葉を使ったのだろうか? 
こざっぱりしたヘアスタイルって? 前髪さらっとななめ? どんどん
自分の中で、自分好みのイメージ、いや妄想が膨らんでいく。 正確に
言えば、これは追体験とは言えないかもしれない。 単なる妄想に
過ぎない。彼がその時、何を食べ、何を飲んでいたかが抜けていたのは
少し残念だ。

 でも、淡々とした文章だから、大げさな形容詞も感嘆符もなく、
ツーショット写真もなく、たわいない会話だけが綴られたエピソード
だから逆に可能な追体験、妄想だと言える。 ソウルの日曜日の夜、
人影まばらなカルロスキー通りって想像できなかったけれど、そこから
一気にゴージャスなチョンダムドン、さらにエキゾチックなイテウオンの
スポットを巡り..... たどり着いた場所が真夜中でも多彩なライフスタイル
の人が来るらしいイタリアン・カフェ ............ そこで ジフ先輩の
ような雰囲気のキムヒョンジュンが一人でテーブルに座っていた.. 

 なんだかほの暗いカフェの空間でそこだけふわっとライトアップされ
ているような錯覚に陥る。
 
  ヒョンジュン君がガードを緩めてくれそうな、フリーランサー、
ひとり身の男性に自分がなれたら、どんな話を切り出すだろう????

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